素材別ガイド
掛け布団はコインランドリーで洗える?種類別の見分け方と洗い方
「掛け布団って、コインランドリーで洗ってもいいの?」——はじめて洗うときは不安ですよね。結論からいえば、洗濯表示で水洗いができる掛け布団なら、羽毛でもポリエステルでもコインランドリーの大型洗濯乾燥機で洗えます。この記事では、洗える掛け布団の見分け方から、失敗しない洗い方・乾かし方までを、はじめての方にもわかるように解説します。
結論:洗濯表示に「水洗い可」のマークがある掛け布団は、コインランドリーの大型洗濯乾燥機で洗えます。羽毛・ポリエステルなど中の素材で仕上げのコツは少し変わりますが、基本は「洗濯表示を確認 → ネットに入れて大型機 → 高温でしっかり乾燥」。料金は1,300〜1,600円前後、所要時間は約60〜90分が目安です(店舗により異なります)。まずは布団のタグ(洗濯表示)で水洗いの可否を確認しましょう。
1. どの掛け布団が洗える?種類別の見分け方
掛け布団は、中に入っている素材(中材)によって洗いやすさが変わります。まず確認するのは、布団に付いている洗濯表示タグ。桶のマークに×が付いていなければ、水洗いできる可能性があります。中材ごとの目安は次のとおりです。
- 羽毛(ダウン):日本羽毛製品協同組合によると、羽毛ふとんは水で丸洗いができ、羽毛への影響はほとんどないとされています。キルティング加工があり水洗い可なら洗えます。詳しい手順は羽毛布団の洗い方をご覧ください。
- ポリエステル・化繊:ウォッシャブル表示のものは比較的洗いやすい中材です。表示の上限温度の範囲で洗います。
- 綿・真綿(シルク):水を含むと重くなり、かたよりや縮みが起きやすいため、水洗い不可表示のものが多くあります。洗濯表示に従ってください。
日本ふとん協会によると、家庭で水洗いできる布団は「ウォッシャブル」表示のある製品に限られ、羽毛・羊毛は30℃以下、合繊は40℃以下が目安とされています。家庭の設備では制約が多いため、大型機のあるコインランドリーやプロの丸洗いを選ぶと安心です。
- 洗濯表示が「水洗い可」になっている
- キルティング加工されている(中材が片寄らない構造)
- 生地に大きな破れ・ほつれがない
逆に、「水洗い不可」表示のもの、側生地が傷んでいるもの、キルティングのない封筒型で中材が自由に動くものは、家庭外での丸洗いには向きません。破れがあると洗濯中に中材が飛び出してしまうので、事前のチェックが大切です。
2. 洗濯表示の読み方
洗える・洗えないの最終判断は、洗濯表示タグで行います。日本繊維製品品質技術センター(QTEC)によると、桶のマークが家庭での洗濯を表し、桶の中に書かれた数字は洗濯液の温度の「上限」を示します。桶に×が付いていれば、家庭での水洗いはできません。
この取扱い表示(新JIS L0001)は家庭用品品質表示法で表示が義務づけられているため、どの掛け布団にも付いています。「洗えるかどうか迷ったら、まずタグを見る」——これが失敗しない第一歩です。
3. 洗い方の手順
STEP1:布団ネットに入れる
掛け布団はかさばるので、たたんでふとんネットに入れます。ネットを使うことで型崩れやかたよりを防ぎ、生地への負担も和らぎます。
STEP2:大型の洗濯乾燥機を選ぶ
掛け布団は水を含むとふくらむため、余裕のある大型機を選びます。シングルは中型〜大型、ダブルは大型が目安。容量に余裕があるほうが、よく洗えてよく乾きます。
STEP3:ふとんコースで洗う
操作パネルで「ふとんコース」を選択。洗剤は自動投入の店舗が多いので、基本は手ぶらで大丈夫です。「洗う+高温で乾かす」を一度にできるのが、コインランドリーの強みです。
▶ 動画で見る:だから行く!〜羽毛布団編〜(掛け布団の代表例・公式チャンネル MammaciaoTV)
4. ふっくら仕上げる乾燥のコツ
掛け布団の仕上がりを左右するのが乾燥です。中まで湿気が残るとふくらみが戻りにくく、ニオイの原因にもなるので、生乾きを避けてしっかり乾かします。
- 羽毛はテニスボールや乾燥用ボールを一緒に入れる:回転で羽毛がほぐれ、均等にふくらみます。
- しっかり乾かす:厚みのある掛け布団は乾きムラが出やすいので、時間に余裕をもって乾燥させます。
- 取り出したら軽く振る:中材を全体に行き渡らせると、よりふっくらします。
業務用ガス乾燥機は、機種や条件にもよりますが、おおむね70〜80℃クラスの高温域に到達します(TOSEI・アクア各社のメーカー公開仕様より。機種・条件で変動します)。短時間でしっかり乾かせるのが、コインランドリーの利点です。
5. 料金と所要時間
| 品目 | 料金の目安 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 掛け布団(シングル) | 1,300円〜 | 約60〜80分 |
| 掛け布団(ダブル) | 1,500円〜 | 約70〜90分 |
料金・機種・コース名は店舗によって異なります。正確な料金は、お近くの店舗ページでご確認ください。
はじめての掛け布団洗いも、安心してどうぞ
洗濯表示で水洗い可の掛け布団なら、専用コースの有無にかかわらずマンマチャオ全店の大型洗濯乾燥機で洗えます。はじめての方は、料金表に「ふとんコース」の記載がある店舗を選ぶと、ボタンひとつで洗濯〜乾燥まで進められて迷いません。
使い方に迷ったら、店内に掲示しているコールセンターにいつでもお問い合わせいただけます。
※コース記載の有無は各店舗の料金表(2026年7月時点)に基づく目安です。最新の料金・設備は各店舗ページでご確認ください。
6. 清潔さ・ダニ対策の面でのメリット
掛け布団を丸洗いすると、汗や皮脂の汚れが落ちて、さっぱりとした使い心地になります。さらに、コインランドリーの高温乾燥はダニ対策の観点でも理にかなった選択肢のひとつです。
ダニは高温に弱く、公的機関では「60℃で1時間」で死滅するとされ(愛知県衛生研究所)、日本アレルギー学会も、ダニを死滅させるには60℃以上の熱水・熱風乾燥が必要としています。業務用ガス乾燥機が到達する70〜80℃クラスは、この温度域をカバーします。一方、布団のダニは天日干しでは多くが生き残るとされ(冬90%以上、夏でも約80%が生存・日革研究所)、対策の要点は「高温」にあります。
掛け布団での裏付けもあります。マンマチャオが2017年に実施した、羽毛の掛け布団を対象にした実験(第三者検証)では、所定の条件下で、洗濯+高温乾燥により羽毛掛け布団のダニがほぼすべて死滅し、ダニのフン・死骸といったアレル物質も約8割が低減したと報告されています(自社1回の実験結果。効果は布団の種類・機種・運転条件により異なります)。また毛布では、所定の条件下で、洗濯とガス衣類乾燥機による乾燥を組み合わせるとダニが99.9%以上減少したとの報告もあります(東京ガス都市生活研究所。対象は毛布・ガス衣類乾燥機での結果)。
ダニ対策をより詳しく知りたい方はふとんのダニ対策は高温乾燥が近道もご覧ください。
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7. よくある質問
掛け布団は何kgの機械で洗えばいいですか?
シングルは中型〜大型、ダブルは大型が目安です。掛け布団は水を含むとふくらむので、余裕のある大きめの機械を選ぶと、よく洗えてよく乾きます。
ふとんネットは必要ですか?
かさばる掛け布団は型崩れ・かたよりを防ぐため、ふとんネットの使用がおすすめです。ネットは店舗で購入できる場合もあります。
羽毛とポリエステルで洗い方は違いますか?
基本の流れは同じですが、羽毛は乾燥時にテニスボールなどを一緒に入れるとふっくら仕上がります。羽毛の詳しい手順は羽毛布団の洗い方をご覧ください。
こたつ掛け布団も洗えますか?
洗濯表示が「水洗い可」なら洗えます。詳しくはこたつ布団の洗い方をご覧ください。
洗えない掛け布団はどんなものですか?
水洗い不可表示のもの、側生地が傷んでいるもの、キルティングのない中材が自由に動くものは、家庭外での丸洗いにも向きません。まずはタグ(洗濯表示)を確認しましょう。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。効果・仕上がりは布団の種類・機種・運転条件により異なります。記載の死滅・低減率・温度はいずれも所定の条件下での検証結果であり、すべての布団・すべての環境での結果を保証するものではありません。本記事は特定の病気の治療・予防・改善を目的としたものではありません。料金・設備は店舗により異なります。