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コインランドリーは汚い?清掃の実態と、清潔に使うための見方
「コインランドリーは汚いのでは」「前の人の洗濯物のあとに、自分の服を入れて大丈夫?」——はじめて使う方から最もよく聞く不安です。結論から言うと、コインランドリーは国(厚生労働省)の衛生指導要綱の対象施設で、清掃・換気・衛生管理責任者の設置といったルールが定められた業態です。ただし清掃の頻度や体制は店舗により異なります。この記事では、ルールの中身と、店内で清潔さを自分の目で確かめる見方、気持ちよく使うためのコツを整理します。
結論:コインランドリーは厚生労働省の「コインオペレーションクリーニング営業施設の衛生措置等指導要綱」の対象で、清掃・換気・衛生管理責任者の設置・利用者への掲示が求められる業態です。一方で清掃の頻度や体制は店舗により異なるため、全店一律に「毎日◯回」とは言えません。当社が利用者に店選びの優先順位を聞いた調査では「店内の清潔さ」が59件で最多(100サンプル)。店内では床と台・ドラムの中・乾燥機のフィルター・掲示・スタッフ在店の有無の5点を見ると、清潔さの手がかりになります。
1. 「汚いのでは」という不安はどこから来るか
不安の正体はだいたい3つです。知らない人と機械を共有すること、無人の時間帯が長いこと、そして前の人が何を洗ったか分からないこと。どれも「見えない」ことが原因で、見えるようになれば大半は解消します。
当社が利用者に「利用するコインランドリーを選ぶ際の優先順位で最も高いのはどれですか」と聞いたところ、「店内の清潔さ」が59件で、「料金のやすさ」25件、「洗濯機器の新しさ」16件を大きく引き離して最多でした(100サンプル)。清潔さは「気になる点」ではなく、店を選ぶときの第一条件です。だからこそ、どこを見れば分かるかを知っておく価値があります。
2. コインランドリーには国の衛生ルールがある
あまり知られていませんが、コインランドリーは厚生労働省(当時は厚生省)が定めた「コインオペレーションクリーニング営業施設の衛生措置等指導要綱」の対象施設です。要綱では、施設の清掃・換気・衛生管理責任者の設置・利用者への掲示といった衛生措置が求められています。「誰でも勝手に置ける機械」ではなく、国レベルで衛生のルールが定められた業態だということです。
この要綱は2022年(令和4年)に改正され、衛生管理責任者がデジタル技術などで必要なときにすぐ管理業務を行える場合は常駐を要しないとされました。無人・遠隔管理の体制が制度の上でも位置づけられたということで、「無人=管理されていない」ではありません。
3. 店ではどんな清掃が行われているか
マンマチャオの店舗では、店舗のオーナーやスタッフが店内の清掃、機器の点検、洗剤の補充などを行っています。ただし、清掃の頻度や体制(スタッフが在店する時間帯があるかどうかを含む)は店舗により異なります。当社として「全店で毎日◯回清掃」と一律にお伝えすることはできず、各店舗ページに記載している内容が正となります。店舗ページでは、「スタッフ在店」のマークと備考欄に、在店の時間帯や店ごとの案内を載せています(記載が無い店舗は、無人の時間帯が基本です)。
利用中に困ったとき(機械の不具合・忘れ物・店内の汚れなど)の連絡先は、店内の掲示と各店舗ページをご確認ください。店舗の衛生は、利用者からの連絡で保たれている部分も大きく、「汚れていた」と伝えてもらうことが店にとって一番の情報です。
4. 洗濯機・乾燥機の中は清潔か
「みんなが使うドラムの中が一番心配」という声は多く、当社が「ドラムの中は常に清潔」と保証することはできません。そのうえで、店の機械について当社が言えることは次の3つです。
- 使う前に自分の目で確かめられる:扉を開ければドラムの中とゴムパッキンが見えます。前の人の忘れ物や糸くずがあれば取り除き、気になるときは乾いた布で扉まわりを拭いてから使ってかまいません。
- 乾燥機の糸くずフィルターは利用者も確認できる:手前に引き出せる機種なら、使う前にたまった糸くずを捨てられます。
- 仕上げに高温の温風で乾かし切れる:業務用ガス乾燥機の温度と、ダニについて公的機関が示している温度と時間の条件は、乾燥機の温度の目安に出典つきでまとめています。
洗濯機の洗剤は自動で入る機種が多く、その場合は洗剤を追加しません(扉の上の表示に従ってください)。当社が利用者に「コインランドリーを使用する際、洗剤や柔軟剤は持ち込んでいますか」と聞いた調査では「持ち込んでいる」が64件、「持ち込んでいない」が36件(100サンプル)で、持参する方も多いのですが、自動投入の機種に足すと泡が増えてすすぎ残りの原因になります。
5. 店内で見る5つのポイント
入店して1分で分かる範囲で、清潔さの手がかりになる場所を挙げます。どれか1つで判断せず、合わせて見るのがコツです。
- 床・折りたたみ台・ゴミ箱:糸くず・髪の毛・空き容器が残っていないか。台の上は洗濯物を直接置く場所なので、最初に見る価値があります。
- ドラムの中とゴムパッキン:扉を開けて中を一周見ます。前の人の忘れ物(靴下・ティッシュ)や糸くずが残っていれば取り除いてから使います。
- 乾燥機の糸くずフィルター:フィルターに糸くずがたまっている店は、点検の間隔が長い可能性があります。手前に引き出せる機種なら、使う前に一度確認を。
- 掲示物:国の要綱では利用者への掲示が求められています。衛生管理責任者・連絡先・注意書きがきちんと掲示され、読める状態かどうか。
- スタッフ在店と口コミ:店舗ページの「スタッフ在店」表示、Googleマップの写真と口コミの「清掃」「きれい」への言及は、通い続けている人の評価として参考になります。
6. 自分でできる、清潔に使うコツ
- 使う前にドラムの中を見る:上の2番と同じ。1分で済みます。
- 洗剤は適量:多く入れても汚れ落ちは比例しません(日本石鹸洗剤工業会)。すすぎ残りは機械にも衣類にも残ります。自動投入の機種では追加しないでください(§4)。
- 終わったらすぐ取り出す:濡れたまま放置すると生乾きのにおいの原因になり、次の人も使えません。詳しくは生乾きのにおいの原因と対策。
- 高温乾燥で乾かし切る:半乾きで持ち帰らず、乾いた状態で取り出します。時間の目安は乾燥機は何分。
- 靴・ペット用品は店のルールに従う:靴は専用の洗濯機・乾燥機がある店舗で(靴の洗い方)。ペット用品の持ち込み可否は店舗により異なるので、店内の掲示を確認してください。
- ゴミ・糸くずは持ち帰るかゴミ箱へ:次に使う人が「清潔な店だ」と感じる一番の要因は、前の人のふるまいです。
はじめて使う方は、持ち物と操作の流れをコインランドリーの使い方で先に確認しておくと、店内で迷う時間が減ります。
7. よくある質問
コインランドリーの洗濯機は、他人の汚れが移りませんか?
使う前にドラムの中とゴムパッキンを目で確認して糸くずや忘れ物を取り除く、気になれば乾いた布で扉まわりを拭く、終わったらすぐ取り出す、仕上げに高温乾燥で乾かし切る——この4つが、利用者側でできることのすべてです。コインランドリーは国(厚生労働省)の衛生指導要綱の対象施設で、清掃・換気・衛生管理責任者の設置が求められる業態ですが、ドラムの中が常に清潔であることを当社が保証するものではありません。
清掃の頻度はどこで分かりますか?
清掃の頻度や体制は店舗により異なり、当社として全店一律の回数をお伝えすることはできません。手がかりは3つです。①店舗ページの「スタッフ在店」のマークと備考欄(在店の時間帯や店ごとの案内)②店内の掲示(衛生管理責任者・連絡先・清掃に関する案内)③店内の状態そのもの(床・台・乾燥機の糸くずフィルター)。分からなければ、店内に掲示している連絡先に聞いてください。
無人の店は衛生面が心配です。
国の指導要綱は2022年の改正で、衛生管理責任者がデジタル技術などで必要なときにすぐ対応できる場合は常駐を要しないとしており、無人・遠隔管理の体制が制度の上でも位置づけられています。スタッフが在店する時間帯がある店舗は、店舗ページに「スタッフ在店」の表示があります。
乾燥機の高温で衛生的になりますか?
業務用ガス乾燥機は高温の温風で乾かします。ダニについて公的機関が示している温度と時間の条件(例:60℃で1時間・愛知県衛生研究所)は、乾燥機の温度の目安の記事に出典つきでまとめています。大切なのは槽内の温度ではなく、洗濯物の内部が何℃に何分あったかです。衛生面での具体的な数値を当社が保証するものではありません。
ペットの毛が付いた物を洗った後の機械は大丈夫ですか?
ペット用品の持ち込み可否は店舗により異なり、店内に掲示しています。気になる場合は、使う前にドラムの中とパッキンを確認し、乾燥機の糸くずフィルターに毛が残っていれば取り除いてから使ってください。
店が汚れていたら、どこに伝えればいいですか?
店内に掲示している連絡先、または各店舗ページの連絡先にお知らせください。利用者からの連絡は、店舗にとって一番の情報です。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。清掃の頻度・体制・スタッフの在店時間・設置機種は店舗により異なり、各店舗ページの記載が正となります。本記事は医薬品的な効能効果を標ぼうするものではなく、衛生・快適さの観点からの情報提供です。体調や症状に関わることは医療機関にご相談ください。