季節のお手入れ

衣替えに。冬の毛布・夏のタオルケットをまとめ洗い

公開:2026年6月8日 / 更新:2026年6月23日 / カテゴリ:季節のお手入れ

季節の変わり目は、寝具を入れ替える衣替えの時期。冬のあいだ使った毛布をしまう前に、そして夏のタオルケットを使い始める前に、まとめて洗ってリフレッシュしませんか。コインランドリーの大型機なら、かさばる寝具も一度に洗えます。しまう前の「洗う+高温で乾かす」は、ダニ・湿気対策の観点でも理にかなった習慣です。

結論:衣替えは寝具をまとめ洗いする好機です。冬の毛布はしまう前に、夏のタオルケットは使い始める前に洗っておくと、清潔な状態で収納・使用できます。水洗い可の毛布・タオルケットは、コインランドリーの大型機と高温乾燥でふんわり仕上がります。高温乾燥はダニ対策の観点でも役立ちます。

1. 衣替え前に洗っておきたい理由

毛布やタオルケットは、ひと冬・ひと夏のあいだに汗や皮脂、ホコリを吸い込んでいます。汚れがついたまま長期間しまうと、ニオイや黄ばみのもとになりがちです。しまう前に洗っておけば、次のシーズンも気持ちよく使えます。逆に、押し入れにしまっていた寝具は、使い始める前に一度洗うとさっぱりします。

もうひとつ気になるのがダニです。大阪府によると、敷きっぱなしの布団では1枚あたり400匹以上、多い場合は4万匹ものダニが見つかることもあるとされ、ダニのアレル物質(フン・死骸)は8〜10月にピークになると報告されています。冬じゅう使った毛布も、しまう前にリセットしておきたい寝具のひとつです。

出典:大阪府(茨木保健所)「ダニの話」。屋内のダニの90%以上がチリダニ類で、敷きっぱなしの布団では1枚あたり400匹以上、多い場合4万匹に増えるとされます(「4万匹」は最大値・敷きっぱなしの条件下の値です)。

2. まとめ洗いのコツ

コインランドリーの大型機なら、毛布やタオルケットを複数枚まとめて洗えます。ただし詰め込みすぎると洗いムラ・乾きムラが出るので、容量に余裕を持たせましょう。素材の異なるものを一緒に洗うときは、いちばんデリケートな素材に合わせてコースを選ぶと安心です。洗う前に、まず洗濯表示(タグ)で「水洗い可」かどうかを確認しましょう。

3. しまう前のひと手間(高温乾燥とダニ対策)

収納前にもうひとつ大切なのが、高温乾燥でしっかり乾かすことです。湿気が残ったまま収納すると、ニオイやカビの原因になります。じつは天日干しだけでは、布団のダニの多くが生き残るとされています(冬90%以上、夏でも約80%が生存・日革研究所)。だからダニ対策の要点は「高温」にあります。

ダニは高温に弱く、公的機関では「60℃で1時間」で死滅するとされ(愛知県衛生研究所)、日本アレルギー学会も、ダニを死滅させるには60℃以上の熱水・熱風乾燥が必要としています。コインランドリーの業務用ガス乾燥機は、機種・条件にもよりますがおおむね70〜80℃クラスの高温域に到達します(メーカー公開仕様より)。家庭の天日干しや陰干しでは届きにくい温度域を、洗濯と一度にこなせるのがコインランドリーの強みです。

出典:日革研究所(天日干しとダニ生存率)/愛知県衛生研究所(ダニは60℃・1時間で死滅)/日本アレルギー学会(ダニ死滅に60℃以上の熱水・熱風乾燥が必要)/TOSEI・アクア各社の公開仕様(業務用ガス乾燥機の温度域はおおむね70〜80℃クラス・機種/条件で変動)。※温度・死滅条件はいずれも所定の条件下での結果であり、すべての寝具・環境での結果を示すものではありません。

参考に、毛布での研究もあります。東京ガス都市生活研究所の実験では、毛布に付けたダニを「洗濯+ガス衣類乾燥機」で乾かしたところ、所定の条件下で死滅率99.9%以上だったと報告されています(自然乾燥では過半数が生存)。

出典:東京ガス都市生活研究所「都市生活レター」(毛布のダニに関する実験・所定の条件下での結果)。※対象は毛布、機器はガス衣類乾燥機です。布団全般・業務用機に拡大した値ではありません。

4. 収納のポイント(湿気・カビを防ぐ)

カビは一般に0〜40℃で生育でき、特に25〜28℃で育ちやすいとされます(文部科学省「カビ対策マニュアル」)。押し入れにこもる湿気と気温は、まさにカビが好む条件にあたります。だからこそ、しまう前にしっかり乾かしておくことが収納の決め手になります。

出典:文部科学省「カビ対策マニュアル 基礎編」(カビは0〜40℃で生育・最適温度25〜28℃)。温度域の一般知識として引用しています。

洗って・乾かして・しまう。この流れを衣替えの習慣にすると、寝具を長く清潔に保てます。

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よくある質問

毛布はしまう前と使う前、どちらで洗うべきですか?

しまう前に洗っておくのが基本です。汗や皮脂がついたまま長期保管するとニオイや黄ばみのもとになります。使い始める前にもう一度洗うとさらにさっぱりします。

複数枚まとめて洗えますか?

大型機なら複数枚まとめて洗えます。ただし詰め込みすぎると洗いムラ・乾きムラが出るので、容量に余裕を持たせてください。

収納前の注意点は?

内部まで十分に乾かしてから収納してください。湿気が残るとニオイやカビの原因になります。カビは0〜40℃(特に25〜28℃)で育ちやすいとされ(文部科学省)、湿気がこもる収納場所は生育条件にあたるため、しっかり乾かすことが大切です。

毛布のダニ対策に高温乾燥は役立ちますか?

高温乾燥は、ダニ対策の観点で理にかなった方法のひとつです。布団のダニは天日干しでは多くが生き残るとされ(冬90%以上/夏約80%が生存・日革研究所)、ダニは60℃以上の高温で死滅するとされています(愛知県衛生研究所・日本アレルギー学会)。コインランドリーの業務用ガス乾燥機は、機種・条件にもよりますがおおむね70〜80℃クラスに到達します。仕上がりは素材・厚み・乾燥時間により異なります。

タオルケットも洗えますか?

水洗い可のタオルケットなら洗えます。毛布と一緒にまとめ洗いもできます。

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監修:マンマチャオ(株式会社エムアイエス)全国538店舗のコインランドリー「マンマチャオ」を運営。13年以上にわたる店舗運営データと、第三者機関と連携した洗濯・乾燥の検証をもとに、家庭での洗濯に役立つ情報を発信しています。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。効果・仕上がりは寝具の種類・機種・運転条件により異なります。記載の死滅率・温度はいずれも所定の条件下での結果であり、すべての製品・環境での結果を保証するものではありません。料金・設備は店舗により異なります。本記事は特定の病気の治療・予防・改善を示すものではありません。