お悩み解決

梅雨の部屋干し臭を断つ|生乾きのニオイの原因と高温乾燥

公開:2026年6月8日 / 更新:2026年6月23日 / カテゴリ:お悩み解決

梅雨は洗濯物を外に干せず、部屋干しが続きます。すると気になるのが、あの「生乾きのニオイ」。きちんと洗ったはずなのに、乾いた後もニオイが残る——その原因と対策を、洗い方と乾かし方の両面から、企業研究や公的データもまじえて見ていきます。

結論:部屋干し臭の主な原因は「乾くまでに時間がかかること」です。湿った状態が長く続くと、ニオイのもとになる菌が増えます。生乾き臭がする衣類・タオルには「モラクセラ属細菌」が高頻度で見られると報告されています(花王調べ)。対策の近道は短時間でしっかり乾かすこと。早く乾かすほど菌の増殖を抑えられるとされ(花王調べ)、コインランドリーの高温乾燥なら、雨の日でも一気に乾かせて、生乾き臭が気になりにくくなります。

1. 部屋干しが臭うのは「乾くまでが長い」から

生乾きのニオイは、洗濯物が乾ききるまでに時間がかかり、その間に菌が増えることで発生します。梅雨は湿度が高く、部屋干しでは水分がなかなか抜けません。つまり「洗えていない」のではなく、「乾くのが遅い」ことがニオイの主な原因です。実際、花王の研究でも、洗濯物がなかなか乾かないと雑菌が増えてニオイが発生しやすく、乾燥を早めることで菌の増殖を抑えられるとされています(花王調べ)。

2. 生乾き臭の正体は「菌」|モラクセラ属とカビ(花王・公的データ)

「なぜ乾くのが遅いと臭うのか」を、もう一歩ほどいてみます。鍵になるのは、湿った布の上で増えるです。

原因菌は「モラクセラ属細菌」(花王調べ)

花王の研究によると、生乾き臭がする衣類・タオルには、原因となるモラクセラ属細菌が高頻度で見られると報告されています。この菌は水分が残りやすい部分を好むとされ、洗濯物が湿ったまま長く置かれるほど活動しやすくなります(花王調べ)。だから梅雨どきの部屋干しは、ニオイにとっていちばん不利な条件がそろってしまうわけです。

湿気と温度はカビにも好都合

梅雨〜夏の室内は、カビにとっても育ちやすい環境です。カビは一般に0〜40℃で育ち、とくに25〜28℃で生育しやすいとされています(文部科学省「カビ対策マニュアル」)。生乾き臭そのものとは別の話ですが、湿気がこもる季節は「乾かしきれない」状態を避けることが、清潔さを保つ共通のポイントになります。

だから対策は「早く・しっかり乾かす」

うれしいことに、菌は乾燥に弱いことも分かっています。公的研究機関の実験では、洗濯物は乾かすほど菌が減り、菌は乾燥に弱いと報告されています(大阪市立環境科学研究所「生活衛生」2003)。早く乾かすほど菌の増殖を抑えられる(花王調べ)という点ともつながります。つまり、生乾き臭対策の本筋は「いかに早く、しっかり乾かすか」。ここに高温乾燥の出番があります。

出典:花王(花王調べ・生乾き臭の原因菌モラクセラ属細菌/乾きにくいと雑菌が増え、早く乾かすと菌の増殖を抑えられる)/大阪市立環境科学研究所「生活衛生」2003(洗濯物は乾かすほど菌が減る・菌は乾燥に弱い)/文部科学省「カビ対策マニュアル」(カビの生育温度域)。※菌の増減・ニオイの感じ方は、衣類の種類・量・洗い方・乾かし方により異なります。本記事は特定の病気の治療・予防・改善を示すものではありません。

3. 家庭でできる対策と、その限界

いずれも有効ですが、梅雨の高湿度では「速く乾かす」こと自体に限界があります。とくに厚手の衣類やバスタオルは、部屋干しでは乾きムラが出やすいものです。乾くまでの時間が長いほど、前述のとおり菌が増えてニオイにつながりやすくなります。

4. コインランドリーの高温乾燥で一気に乾かす

ニオイ対策のいちばんの近道は「短時間でしっかり乾かす」こと。業務用ガス乾燥機は、機種や条件にもよりますが、おおむね70〜80℃クラスの高温域に到達します(メーカー公開仕様より。機種・条件で変動します)。高温で一気に乾かすため、乾くまでの時間が短く、菌が増える前に乾かしきれるのが強みです。早く乾かすほど菌の増殖を抑えられる(花王調べ)という考え方に沿ったケアで、生乾き臭が気になりにくくなります。タオルのゴワつきもふんわり仕上がります。

出典:TOSEI(東静電気)・アクア各社の公開仕様(業務用ガス乾燥機の温度域、おおむね70〜80℃クラス)。※機種・運転条件により異なります。

5. 部屋干し臭ケアの3ステップ

  1. いつも通り洗濯し、軽く脱水まで済ませる
  2. お近くのマンマチャオで高温乾燥にかける(約60〜90分)
  3. その日のうちにふんわり・ニオイの気にならない仕上がりに

雨が続く時期こそ、「干す」だけに頼らず「乾かす」を足してみてください。早くしっかり乾かすことが、生乾き臭を遠ざける近道です。

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よくある質問

生乾きのニオイの原因は何ですか?

洗濯物が乾くまでに時間がかかり、湿った状態が続く間に菌が増えることが主な原因です。生乾き臭がする衣類・タオルには「モラクセラ属細菌」が高頻度で見られると報告されています(花王調べ)。「乾くのが遅い」ことがニオイにつながります。

コインランドリーで部屋干し臭は気にならなくなりますか?

高温乾燥で短時間に乾かすため、生乾き臭が気になりにくくなります。早く乾かすほど菌の増殖を抑えられるとされ(花王調べ)、公的研究機関の実験でも、洗濯物は乾かすほど菌が減ると報告されています(生活衛生2003)。仕上がりは衣類の種類や量により異なります。

乾燥だけの利用もできますか?

多くの店舗で乾燥のみの利用ができます。ご家庭で洗って脱水まで済ませた洗濯物を持ち込み、高温乾燥にかける使い方も便利です。

どのくらい時間がかかりますか?

洗濯物の量や厚みによりますが、乾燥は約60〜90分が目安です。

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監修:マンマチャオ(株式会社エムアイエス)全国538店舗のコインランドリー「マンマチャオ」を運営(2026年6月時点・自社調べ)。13年以上にわたる店舗運営データと、第三者機関と連携した洗濯・乾燥の検証をもとに、家庭での洗濯に役立つ情報を発信しています。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。生乾き臭・菌・カビに関する記載は、出典各機関(花王/大阪市立環境科学研究所/文部科学省 ほか)の調査・実験に基づく一般的知見であり、特定の病気の治療・予防・改善を示すものではありません。仕上がりや菌の増減は衣類の種類・量・機種・運転条件により異なります。記載の温度は所定の条件下での結果であり、すべての環境での結果を保証するものではありません。料金・設備・営業時間は店舗により異なります。