コースの紹介
コインランドリーの防ダニ加工とは|防ダニ抗菌ふとん洗濯乾燥コースの仕組みと料金
今年の夏は、湿度の高い日が続きました。マンマチャオ10店舗の所在地で気象データを調べたところ、2026年8月24日〜9月22日の30日間のうち、湿度70%を超えた日は平均28.9日。前年同期の21.7日から7日ほど増えています。ダニが増えやすい条件がそろった夏だった、ということです。一部のマンマチャオでは、ふとんを洗って高温で乾かしたあと、仕上げに「防ダニ・抗菌仕上げ剤」を使う防ダニ抗菌ふとん洗濯乾燥コースをご用意しています。この記事では、そのコースが何をしていて、何をしていないのかを説明します。
結論:このコースは「洗う+高温で乾かす」に、「ダニをよせつけにくくする仕上げ」を足したものです。
- できること:洗ってアレル物質を落とし、高温乾燥でリセットしたうえで、仕上げ剤でダニをよせつけにくくする
- できないこと:仕上げ剤そのものがダニを死滅させることはありません(殺虫剤ではありません)
- 持続の目安:よせつけにくい効果は、お洗濯2〜3回程度です(使用量・洗濯物・条件により異なります)
1. なぜ洗ったあとに「仕上げ」が要るのか
ダニ対策の基本は、洗って落とすことと、高温で乾かすことです。愛知県衛生研究所の解説によれば、ダニ(ヒョウヒダニ等)は高温に弱く、60℃・1時間で死滅するとされています。コインランドリーの業務用乾燥機が使われるのは、家庭では出しにくいこの温度域に届くからです。
ただし、洗って乾かした布団は、そのあとまた日常の環境に戻ります。東京都によると、ダニは湿度60%以上・温度25〜30℃でよく増えるとされ、増殖には60%以上の湿度が必要です。冒頭の実測のとおり、今年の夏は湿度70%超の日が平均28.9日ありました。洗ってリセットしたあと、増えやすい環境に戻さない——そこを受け持つのが仕上げ剤です。
つまり、高温乾燥は「いまいるものをリセットする」ための手順、仕上げ剤は「そのあと寄りつきにくくする」ための手順で、役割が別です。同じ効果の言い換えではありません。
2. 使っている仕上げ剤「ダニクリン」とは
このコースで使っているのは、防ダニ・抗菌仕上げ剤「ダニクリン」(製造元:株式会社UYEKI/販売元:株式会社TOSEI)です。コインランドリー機器メーカーのTOSEIが「コインランドリー ふとん洗い関連商品」として取り扱っている、業務用の製品です。
いちばん大事な点は、これが殺虫剤ではないということです。メーカーの表示では、この製品はダニを「よせつけにくい効果」を持たせるもので、ダニを死滅させるものではありません。成分は「脂肪族系カルボン酸エステル、抗菌剤」で、名称のとおり抗菌仕上げも兼ねています。
効果の持続は無期限ではありません。シーツやふとんのように洗うものは、お洗濯2〜3回程度が目安です(使用量・洗濯物・条件により異なります)。次に洗うときに、また仕上げるという使い方になります。
3. コースの流れ(機械で完結します)
操作はふだんの洗濯乾燥と変わりません。洗濯乾燥機に入れて、コースを選ぶだけです。仕上げ剤の投入も機械が行うため、スタッフがいない時間帯でもご利用いただけます。
- 洗濯表示を確認する:「水洗い可」の布団が対象です。羊毛・ウレタン・綿わた入りは洗えません。迷ったときはふとん丸洗いガイドをご覧ください。
- ふとんネットに入れて洗濯乾燥機へ:型崩れを防ぎながら洗えます。
- 「防ダニ抗菌ふとん洗濯乾燥」コースを選ぶ:洗濯から乾燥まで、途中で移し替える必要はありません。
- 仕上がりを確かめる:厚手の敷布団は乾きムラが出やすいので、必要に応じて追加乾燥を。乾燥の目安は約60〜90分です(布団の種類・機種・運転条件により異なります)。
ダニそのものへの対策としては、このコースの高温乾燥の部分が働きます。仕上げ剤は、そのあと寄りつきにくくするためのものです。仕組みが違うので、ふとんのダニ対策の記事とあわせて読んでいただくと、違いがはっきりします。
4. 料金と対応店舗
このコースは一部の店舗のみの取り扱いです。全店共通のメニューではありませんのでご注意ください。
| 店舗 | 機械 | 料金 |
|---|---|---|
| マンマチャオ イオンタウン周南店(山口県周南市) | 洗濯乾燥機 15kg | 1,800円 |
| マンマチャオ 紫野上野店(京都府京都市北区) | 洗濯乾燥機 | 1,900円 |
| マンマチャオ 柴崎店(東京都調布市) | 洗濯乾燥機 | 店舗ページでご確認ください |
料金・コース内容は変更になる場合があります。最新の内容は各店舗ページ、または店頭の料金表でご確認ください。取り扱い店舗は今後追加される予定です。
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5. よくある質問
防ダニ加工をすれば、ふとんのダニはいなくなりますか?
仕上げ剤はダニを死滅させるものではありません。メーカー表示のとおり「よせつけにくくする」ものです。ダニそのものへの対策は、洗って高温で乾かす工程が受け持ちます。愛知県衛生研究所によれば、ダニは60℃・1時間で死滅するとされています。
使っている仕上げ剤は殺虫剤ですか?
殺虫剤ではありません。メーカー(UYEKI/販売元TOSEI)の表示では、ダニを「よせつけにくい効果」を持たせる仕上げ剤です。成分は「脂肪族系カルボン酸エステル、抗菌剤」です。
効果はどのくらい続きますか?
シーツやふとんのように洗うものは、お洗濯2〜3回程度が目安です(使用量・洗濯物・条件により異なります)。次に洗うときに、また仕上げるという使い方になります。
スタッフがいない時間でも使えますか?
ご利用いただけます。仕上げ剤の投入は機械が行うため、コースを選ぶだけで完結します。
どの店舗でもこのコースがありますか?
いいえ。一部の店舗のみの取り扱いです。本記事の「料金と対応店舗」の表をご確認ください。取り扱い店舗は今後追加される予定です。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。仕上がり・持続は布団の種類・機種・運転条件・使用量により異なります。記載の温度・時間・湿度・持続回数はいずれも各出典が示す所定の条件下での記述であり、すべての布団・すべての環境での結果を保証するものではありません。仕上げ剤に関する記述は、当社が使用している市販製品のメーカー表示を事実として紹介したものであり、当社が独自の効能を保証するものではありません。本記事は医薬品的な効能効果を標ぼうするものではなく、衛生・快適さの観点からの情報提供です。料金・取り扱い店舗は2026年9月時点のもので、変更となる場合があります。